探訪!名古屋の隠れた歴史的宝石、中小田井保存地区

お出かけ

こんにちは!ナリスケです!

先日、名古屋市西区にある中小田井保存地区を訪れました。歴史的な町並みを期待していたのですが、実際には少し違った印象を受けました。

撮影機材:nikon ZF

歴史のかけらを求めて

この地区は、かつて岩倉街道沿いの活気ある交易の道でした。そんな歴史の面影を期待して訪れたのですが、古い建物はぽつぽつとしか見当たらず、少し寂しい気持ちになりました。しかし、連子格子の窓や土蔵のある家々は、そのわずかな数でも歴史の息吹を感じさせてくれました。

現代の息吹、古民家カフェ「ツボキチ」

この地区には、築100年以上の古民家を改装したカフェ「ツボキチ」があります。雑貨とギャラリーを併設したユニークな存在です。今回は訪れることはありませんでしたが、外から見るだけでもその趣きある外観が印象的でした。

スナップ写真で切り取る現実

歩きながら、この地区の様子をスナップ写真で切り取ってみました。写真を通して見ると、歴史的な建物の存在感は確かにありますが、期待していたほどの充実感はなかったことも正直な感想です。

通りを歩くと路地があり、そこを進むと稲荷の鳥居がありました。

立小便禁止。古い街には鳥居のマークが書いてあったりするのですが、立小便禁止の意味があるそうです。これは親切に文字も書いてあるのでわかりやすいですね。立小便は軽犯罪になるのでしないようにしましょう。

名鉄の高架

結構ボロボロの家屋もおおいです。

商店に差し込む光が綺麗でした。かなりレトロな商店。このような雰囲気が残っているのは素晴らしいですね。

名古屋には四間道という保存地区もあるのですが、観光地化している四間道に対してこちらは住宅地ですね。カメラぶら下げて歩いてると若干不審者かもしれません。

庄内緑地公園にはよく行くのですが、すぐ隣にあるこの保存地区に来たのは初めて。というか存在を知ったのも最近です。

保存地区はだいたいこのような雰囲気でした。マンションや民家が立ち並んでいます。古い建物はほんの一部。

激しく退色したコーラの看板が印象的でした。ここも商店だったんでしょうか。

レトロな看板は、かつての商業活動の名残を留めており、見る人にその時代への懐かしさや歴史への興味をかき立てます。ちなみにこのプラッシーというドリンクは主に米屋さんで販売されていたもので飲んだことある人から「味は安っぽいオレンジジュース」という話を聞きました(この写真の建物も米屋)。2021年まで製造されていたみたいです。

まとめ:静かなる時間の流れを歩く

中小田井保存地区は、歴史を身近に感じることはできますが、期待するほどの町並みはありませんでした。しかし、その静かなる時間の流れの中で、ふとした瞬間に過去への思いを馳せることができる場所です。次回は、古民家カフェ「ツボキチ」にも足を運んで、その歴史と現代が交差する雰囲気を味わいたいと思います。

この散策は、大々的な観光地を求めるのではなく、ほんの少しの歴史的な息吹を感じたい方にはおすすめかもしれません。静かに時が流れる中小田井で、ゆったりとした一時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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