富士フィルムのカメラは壊れやすい?自分のカメラ故障歴を振り返ってみる。

カメラ / 写真

先日、富士フィルムのGFX50Sのファインダーが水没してしまいました。水没と聞くと大量の水に触れたのかと思われるかもしれませんが、実際は海でのポートレート撮影中に、水しぶきがわずかにファインダーにかかっただけ。水量としては数cc程度です。

このカメラは防塵防滴仕様となっていますが、こんなに少量の水でトラブルが起きるとは思ってもみませんでした。タイトルに「壊れやすい」と書きましたが、実際、この水没は私の不注意もあるでしょう。しかしながら、防塵防滴のカメラとして、ちょっとした水しぶきで故障するのは頼りないと感じました。そこで、これまでのカメラの故障歴について振り返ってみることにしました。

カメラ故障歴

私はこれまで、多数のカメラメーカーとその機種を経験してきました。特に、国内大手のカメラメーカーの製品をたくさん使用してきました。しかし、中でも特にトラブルに見舞われたカメラモデルは以下のとおりです。

ソニーRX100

レンズエラー、分解して組み直したら治った。

パナソニック GX7Mark2

ダイヤルの挙動がおかしくなった。一度はメーカー保証でなおしたが、2年後ぐらいに再発したため手放した。

F100FD

レンズエラー、分解して組み直したら治った。

X100F

私が新品で購入したX100Fは、初めからセンサーにゴミが入っていたため、メーカーの保証を利用して修理に出しました。センサーゴミは取れて帰ってきたものの、ファインダーの動作がおかしくなっていました。再度修理センターに問い合わせると、「異常なし」との回答が。しかし使用中、ファインダーが動作途中で停止。原因はファインダー内のゴミでした。

証拠写真を添えて再送すると、新品交換対応となりました。しかし、購入直後からこんなトラブルが続いたため、私はこのカメラを手放すことに。この経験から、富士フィルムに対して疑問を持つようになりました。

加えて、このカメラの修理は難しいようで、軽微な清掃でもシャッターユニット全体を交換する対応なので、保証外の修理料金が恐ろしすぎます。

XT2

目的地に到着してカメラを起動しようとした瞬間、電源が入らない事態に。その絶望感と同時に、驚くことに電池室が高温に。危険を感じ、直ちにバッテリーを取り外しました。幸い、保証期間内でのトラブルだったため、無償修理となりました。

興味深いことに、友人のXT100もまったく同じ症状を示していました。

これは一体どういうことなのだろうか…

Xpro1

カメラのリアダイヤルの動作が不安定になってきました。接点復活剤を使用しながらの操作となってしまっています。修理のサポートが終了しているため、仕方なくこの方法で対処しています。

Xpro2

私はカメラのセンサーが太陽光によって焼けるリスクを知っており、常に注意しながら使用していました。しかし、センサーが焼けてしまいました。リサーチの結果、私が使用しているXT2とXpro2のセンサーは特に焼けやすいとの情報を得ました。幸い、焼けが画質に影響を及ぼすことはなく、現在もそのまま使用しています。

修理サポートが終了する前に、修理を検討しています。興味深いことに、このセンサーの不具合に関しては無償修理の可能性が高いとの情報もあります。

GFX50S

ご覧の通り、ファインダーが水没してしまいました。このカメラは防塵防滴を謳っているにもかかわらず、少しの水しぶきだけでこんな状態に。疑問に思い、ファインダーを分解してみると、驚くことにシーリングが一切施されていませんでした。

https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/gfx-50s/feature-body-device/

防塵防滴をうたう基準は一体どのようなものなのでしょうか。非常にショックを受けました。

https://fujifilm-x.com/wp-content/uploads/2019/08/GFX50S_Body_01.jpg

公式だと確かにファインダーのシーリングがありませんね。こんなの分からないよ・・・

まとめ

私は特定のカメラメーカーを好んで使っているわけではありませんし、複数メーカーのカメラを利用しています。ただ、実際に使用してみると、富士フィルムのカメラの故障率が特に高いように感じています。

一方で、ニコンやキャノンのカメラで私が故障に直面したことは一度もありません。本当に「相性」というものが存在するのかは分かりませんが、相性のような何かしらの要因があるとしか思えません。

富士フィルムは色表現もレンズの描写も大好きなんですけどね。。

富士フィルムのカメラの修理体験については、近いうちに別の記事で詳しく書く予定です。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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