カメラにハマっていくと「旅行」の目的が「撮影」になってなってきたりします。
ガチ機材をもちいる撮影旅行は、素晴らしい風景だったり非日常だったりが超高画質で撮れるので最高です。しかしそこで問題になってくるのが機材運搬方法。
機材を無造作に普通の旅行鞄に入れると、他の荷物にカメラが埋もれて、いざというとき取り出せません。これではシャッターチャンスを逃してしまいます。
そこで、実際にカメラバッグ沼に沈みまくった私がついに発見した旅行に最適なカメラバッグを3種類ご紹介します。
え?三種類だけ?この記事ショボくない?
たしかに紹介する品数はショボいですが、要望に沿うカメラバッグって本当に少ないんですよ。
カメラバッグ沼という言葉があるくらいですから。
カメラの運用方法は用途や人によっても使い方が異なるので、100人中100人が満足するのは難しいです。
どんなカメラバッグでも万人受けするのは難しいです。
しかし以下のような使い方なら、これから紹介する3品はおすすめです。
おすすめな人
・バッグ1つだけで済ませたい人
・2泊3日以内
・カメラ機材はボディと大三元程度
・着替えは必要最低限でOKな人
・観光地撮影やスナップ撮影がメイン
・そこまでファッションに拘らない(むしろカメラマンっぽいデザインが好き)
逆にオススメできない人
・長期旅行を考えてるひと
・特殊な撮影を考えてるひと
・ファッション超重要なひと
・機材がコンパクトかつ少ない人
とりあえず見ていきましょう!
※2024年10月8日追記
旅行用カメラバッグに求める5つのポイント
旅行用カメラバッグに求める要望はコレです
・リュックタイプであること
・大容量であること
・サイドアクセスが可能なこと
・ある程度のフリースペース
・ある程度のファッション性があること
なぜこの6つが重要なのか深堀して見てみましょう。
リュックタイプであること
コレ大前提です。
旅行にショルダータイプやスリングバッグタイプをチョイスすると肩がヤバイです。
リュックタイプは両手もあくし、重量も分散されるので疲れにくいです。
大容量であること
旅行にはそれなりの荷物が必要になってきます。
着替えや日用品など、現地で荷物が増えることもあるかも知れません。
それに機材も運ばなければならないので、この記事で紹介するのはカメラ+大三元レンズが入ること前提のカメラバッグです。
サイドアクセスが可能なこと
サイドアクセスとはリュックの側面が開くことによって、鞄を下ろさずに素早くアクセスできる機能のこと。
これも重要です。
旅行中はいつどこで素敵なシャッターチャンスが訪れるかわかりません。
いちいち「鞄を下ろして、チャックあけて・・・」なんてやってたらチャッターチャンス逃げてしまいます。
なので鞄ひとつで撮影旅行いくならサイドアクセスは絶対必要だと思ってます。
ある程度のフリースペース
つまり機材室以外のメイン室です。
着替えなどは機材室の仕切りの中に詰め込めばいいので、実はそこまで重要ではありませんが、ザックリと収納したい時に役立ちます。
ある程度のファッション性がある事
めっちゃ重要視してる人も多いのではないでしょうか。
やっぱ身に付ける物ですから、デザインは重要だと思います。
これについては各メーカーの努力の甲斐あってスタイリッシュなものが増えてきてます。
今から紹介するのはデザインも洗練されています。
オススメカメラバッグ【Endurance カメラバッグ Neo-ネオ-】
「2泊程度の出張に、機材と旅行用品をまとめて入れられる、カジュアルなカメラバッグ」というコンセプトのもとにプロカメラマンが監修したカメラバッグ。
まさに旅行の為に作られたバッグなのです。
カジュアルということで、普段使いにも使えそうなデザインです。
収納も申し分なく、機材も取り出しやすいです。
ロールトップなので、巻きを調節することで荷物量の変化にも対応できます。
またこのカメラリュックはプロが自身の経験を元に監修しているので、使いやすいと評判です。
ただ左サイドからしか背負ったままアクセス出来ないのがマイナスポイントと感じる人もいるかもしれません。
さて、今回届いたお荷物は・・・
エンデュランスHG
カメラバッグ。
山写さんの紹介見てからずっと悩んでたけどようやく購入。
下半分はカメラバッグになってて
上半分がリュックサックの収納。
背中側にipadとかPCが入る。
細々した収納ポケットもあるし
三脚も入るしなかなか便利そう。
でもでかいw pic.twitter.com/f48dvdXB7I— 水没@バイクで日本2周目 (@coregru) June 23, 2019
北海道旅行のメインバッグはエンデュランスやったで! pic.twitter.com/fecGRzmFvA
— 山写 (@Photograph_mt) June 18, 2019
Lowepro(ロープロ ) BP300AW 25Lモデル
ロープロといえば、言わずと知れた名門カメラバッグメーカーです。しっかりとした生地と頑丈なクッションがカメラを守ってくれます。
また、BW300AWは25リットルと、そこまで大容量ではありませんが、使いやすいサイドアクセスと、そこそこマチのあるメイン気室、サイド扉の痒いところに手が届く収納、15インチのPCが格納できるなど、撮影小旅行にピッタリのカメラバッグです。ちょっとお値段が高いのが難点ですが、しっかりした作りのカメラバッグなので、旅の相棒になること間違いなしです。
Ulanzi BT01
Ulanziは「ウランジ」とよみます。この頃よく聞くメーカーです。
このメーカー、最近まで所謂「よくある謎中華メーカー」という印象を受けていました。
しかしこの頃このメーカーの製品をウオッチするにつれ、製品の気合の入り具合や品質がとても素晴らしいことに気が付きました。私自身Ulanziの三脚を触ったことがあるのですが、高級ブランドにも引けをとらない品質でした。それでいてお安い。まるでカメラ界のXiaomiですね。
そんなお安いブランドが高価格なバッグ「Ulanzi BT01」をリリースしています。
このバッグはロールトップで普段は25L、荷物が増えてきたらロールトップを展開して32.64Lになります。7.64Lも増えます。旅行はお土産やらゴミやらで荷物が増えていくもの。フレキシブルに拡張できるのはありがたいですね。
カメラ気室の使いやすさは先に紹介したロープロBP300AWのほうが1枚上手ですが、総合的にみてこちらのほうが「旅行」という観点からみると優れているようにおもいます。撥水性能を売りにしている点もグッド。
旅行に最適なカメラバッグのまとめ
以上が旅行にオススメなカメラバッグ3選でした。他の候補があるとすればHAKUBAマルチモードもありますが、コレは大きすぎるかなと思い外しました。
容量だけでいうと、他にも色々選択肢があります。
しかしサイドアクセスができる & 大容量のリュックは少ないのです。
是非、旅行用カメラバッグ選びの参考にして頂ければ嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m。
販売終了した最強おすすめカメラバック
以前おすすめしていたものが販売終了してしましました。中古で状態のいいものがあれば今でもほしい一品です。
ELECOM graph gear neo
エレコムのカメラバッグです。
このバッグの特徴はメイン室は狭いですが機材機室の容量がとても大きいです。
収納の数がとても多く、作りも良いです。
メインの部屋のチャックに南京錠がかけれるようになっているので、海外などの治安の悪い場所で安心感があります。
そして先述の通り、機材室が大きいので工夫次第で色々詰め込めます。
旅行で使うときの欠点は、メイン室が狭いので機材室に着替えを収納する必要があるということです。
なのでバッグ内のレイアウトに工夫が必要で
ストロボやレンズが入らなくなったのでカメラバッグ新調した💞
男らしいデザイン😂エレコムのGraphGearNeo!リュックだけで2キロちょいあるけど、収納力機能性が最高すぎて…カメラ、レンズ2、ストロボ3、ソフトボックス入れても余裕!上部に財布とメイクポーチもちゃんと入るの…! pic.twitter.com/yjijxnq12Z— おいもレイヤーまうこ🥔おでライTDD1⃣ (@ptt_mauco) August 10, 2019
エレコム公式サイト ※販売終了
HAKUBA マルチゲートL
HAKUBAのガチカメラバッグシリーズの1つです。
ガチと言ってもロールトップでデザイン性も優れてると思います。
作りは流石にHAKUBAといったところで非常に品質が高いです。
背負い心地も非常にGOOD
全体的に素晴らしすぎるバッグなのですが「収納性はエンデュランスより少しだけ劣るかな?」ってのが私の印象です。
ロールトップなのでエレコムよりは入りますが、機材気室はエレコムの方が余裕があって使い勝手が良かったです。
ハクバ公式サイト ※販売終了
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